「韓米大統領選がある2012年の戦作権移譲は不適切」…ハンナラ党代表

 ハンナラ党の鄭夢準(チョン・モンジュン)代表が15日、「2012年4月17日に予定された、米軍から韓国軍への戦時作戦統制権移譲は時期的に不適切だ」と主張した。鄭代表は最高委員会議で「2012年は韓国と米国ともに大統領選挙を控えていて政治的な不安定が懸念される。また北朝鮮が強盛大国を完成する年に設定し、北朝鮮に誤ったメッセージを与えうる」と述べた。特に鄭代表は、LAタイムズに寄稿した米ブルッキングス研究所のオヘロン主任研究員の言葉を引用し、「オヘロン氏は『盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の戦作権転換は背景からして正常でなかった』と指摘したが、私たちもこれに注目しなければならない」と強調した。オヘロン主任研究員は3日(現地時間)、「分割すれば征服される」(Divide,and be conquered)と題した寄稿で、「戦作権の転換は韓米両国がそれぞれ別の指揮体系を持つもので、指揮部の分割概念は事理に合わず、廃棄されるべきだ」と主張した。■関連リンク 【社説】戦作権の移譲日程、再調整避けられず米国務次官補「戦作権転換に対する韓国の憂慮、真摯に受け止める」「戦作権転換予定通り」鎮火に出た米国務補次官補

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